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原口元気インタビュー「最低でも10得点、10アシスト」 10番の自信、室屋成への助言とは
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byGetty Images
posted2020/10/04 17:01
ドイツ2部が開幕し、原口元気はハノーファーで先発出場した。1部昇格へ期待がかかる
今季の目標は、最低でも……
――ということは、今季の目標は?
「最低でも10得点、10アシストすること。10番のポジションで出ているからこそ、毎試合、得点に絡む動きはしたいです」
――チームとしての目標は?
「1つでも多く勝って、昇格したいですね」
開幕戦翌日、チームにはオフが与えられたが、原口はクラブハウスを訪れた。試合翌日にいつも取り組んでいるトレーニングをするためだ。オフであろうとも、サッカーのためにやることは欠かさない。
クラブハウスには、ほどなくしてフィールドプレーヤーのなかで最年長となる33歳のフランツがやってきた。そこで2人は、チームに何が足りないのか、チームメイトを向上させるために自分たちには何が出来るのかを話し合ったという。
昇格を目標とするチームを助けるために、地味な動きから、点を取る意欲、そして、チームメイトへの働きかけまで、やれることは何でも意欲的に取り組んでいきたい。そんな想いが、今の原口を突き動かしているのだ。
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