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<スペシャル対談>
則本昂大×山田哲人「日本の強さを世界に見せる」
text by

Number編集部Sports Graphic Number
photograph byby Asami Enomoto
posted2017/03/01 09:00

――昨季の2人の対戦は6月7日の交流戦1試合のみでしたが、そのときのことは覚えていますか。
山田 覚えてますよ。則本さんはやっぱりいいピッチャーで、なかなか厳しかった。でもヒット1本出たので(4打数1安打)。勝ちとは言えないですけど……。
則本 まあ、引き分けやな。
山田 ちょうどいい感じじゃないですか。
則本 あの試合、特に山田との対戦はすごく力を入れた。1、2打席目で三振を2つ取ったけど、3打席目に真っ直ぐで勝負に行ってきっちり打ち返されたので(右前安打)自分もまだまだやなと思ったし、そう簡単に抑えられるバッターではないなと。
――1打席目はフォークで空振り三振を奪いました。
則本 フルカウントでボールは投げられない状況だったので、ゴロになればいいかなと思ってストライクゾーンにフォークを放ったんです。
山田 フォークでしたっけ?
則本 1打席目はね。2打席目はずっと真っ直ぐを続けて、最後にスライダー。意識していただけに、配球もよく覚えてるよ。
――2人の普段の接点は。
山田 そんなにないですけどね。日本代表で会うか、オフのイベントで会うか。
則本 僕が(山田も契約している)アディダスと契約してからじゃないですかね、ちゃんと喋るようになったのは。
山田 則本さんは気さくに話してくれるし、すごく優しいので。気を遣うことなく喋れるというか。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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