草茂みベースボールの道白しBACK NUMBER
中日が負けた理由が見つからない。
優勝、Aクラスに必要な3人の成長。
text by

小西斗真Toma Konishi
photograph byKyodo News
posted2020/01/02 11:30

「勝たせてあげられなかった」と自らの責任を認めた与田監督。2019年の反省を来季に生かしてほしい。
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梅津にはエース級の働きを。
投のキーマンは梅津晃大だ。右肩不安のためデビューは8月までずれ込んだが、初登板初勝利から3連勝を含む4勝1敗でシーズンを終えた。ポテンシャルの高さは疑う余地がなく、シーズンフル回転さえできればエース級の働きが望める。大野雄大、柳裕也との先発3本柱もよし、クローザーの適性もあり、将来的には球界を代表する投手になることも夢ではない。
自らも経験を積んだ与田監督を含め、根尾、梅津も2年目を迎える。この3人の「成長」が、8年ぶりのAクラスとその先にある9年ぶりのリーグ制覇へのポイントである。
