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石川祐希の進化、差を埋める術。
NLで2敗も日本男子バレーに兆し。
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![田中夕子](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
田中夕子Yuko Tanaka
photograph byItaru Chiba
posted2019/06/17 11:15
![石川祐希の進化、差を埋める術。NLで2敗も日本男子バレーに兆し。<Number Web> photograph by Itaru Chiba](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/700/img_171f55eff8d688dda5c2cdac4784dea2148448.jpg)
ネーションズリーグ東京大会初戦のアルゼンチン戦で28得点を挙げ快勝の原動力になった石川祐希。
「差は絶対埋まると思う」(西田)
もしもあの時、違う選択をしていたらどんな未来が広がっていたのか。無意味な妄想とはわかっていても、そう思わずにいられないほど、10年で開いた差を、東京五輪までの限られた間に埋めるのは容易ではない。
だがそれでも、トライ&エラーを繰り返しながらやるしかない。そう言うのは西田だ。
「世界で勝つチームには、何年も積み重ねて見つけた技がある。でも今、日本が悪いのかといったら悪くない。ここから何かが加われば、その差は絶対埋まると思うので、何を埋めるのか。日本にとってベストなやり方を見つけるために、いろいろ試して潰す。日本チームとしてもそうだし、僕自身もそう。それをしなければこれから上はないと思います」
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嘆くのではなく、前へ。
少なからず現場は変わろうとしていて、それがようやく形になり始めている。ならば、やはり抱くのは期待だ。
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