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鹿島スタジアムキャンプに潜入取材。
ピッチ上に泊まり、星を眺めてみた。 

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池田博一

池田博一Hirokazu Ikeda

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photograph byHirokazu Ikeda

posted2018/10/31 10:00

鹿島スタジアムキャンプに潜入取材。ピッチ上に泊まり、星を眺めてみた。<Number Web> photograph by Hirokazu Ikeda

スタジアムにテントが並んだ光景は異様だが、そこで過ごす時間が楽しそうなことは簡単に想像がつく。

選手が使うロッカーのシャワーもOK。

 そこを制限したのには、理由があった。

「テントを立てるとき、どうしてもペグ打ちの作業があります。キャンプ後にペグが残っていて、試合中に選手がケガをしては元も子もない。こちらでテントを立てて、ペグの数を管理することで安全をコントロールしていました」

 サッカー専用スタジアムだからこそ、普段入ることのできないピッチを満喫してもらうことを売りとした。シャワーは選手が試合時に使用しているロッカーだったことも貴重なコンテンツの1つである。

「ファミリー層をターゲットとして、普段キャンプをよくやる方も想定していたが、キャンプをやったことがない人も参加してくれました。普通であれば、キャンプをやったことない人が参加しようとは考えないと思うのですが、このイベントに対するポテンシャルの高さを感じました」

サッカー以外の収入がクラブを支える。

 サッカークラブにとっての主な収入源は、スポンサー収入、入場料収入、放映権料収入の3本柱と言われる。アントラーズでは第4の柱として、ノンフットボールビジネス、つまりサッカー以外の収入を増やしていこうと取り組んできた。

 カシマスタジアムでは、アントラーズの歴史が詰まった「カシマサッカーミュージマム」、スポーツジム「カシマウェルネスプラザ」、スキンケアサロン「アントラーズスキンケア」、整形外科「アントラーズスポーツクリニック」を常設とし、今年10周年を迎えた「スタジアムビアガーデン」は夏限定で実施している。7月には謎解きイベント「ゾンビスタジアム」を開催した。

 今回のイベントを萩原副所長は、こう振り返る。

「これまでにやったことないイベントを実施できた。このままでいい部分もあるが、今後はコンテンツを変えながら進めていきたい。今回参加した方には、おおむね喜んでもらうことができました。継続して定番化することで、今回参加できなかった方にも参加してみたいと思ってもらえるようなものにしたいですね」

 スタジアムで特別な体験を。アントラーズは、さらなるイベントを企画して、スタジアム利活用を進めていくつもりだ。

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