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<日本人ランナーに合う一足とは?> ニッポンのシューズ作り最前線を訪ねる。 

text by

近藤篤

近藤篤Atsushi Kondo

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photograph byAtsushi Kondo

posted2015/04/21 10:00

<日本人ランナーに合う一足とは?> ニッポンのシューズ作り最前線を訪ねる。<Number Web> photograph by Atsushi Kondo

ドイツ人の日本人の足を比べてみると……。

「足といっても千差万別でたくさんの特徴があるんです。こちらはヨーロッパの、主にドイツ人の足、そしてこちらが日本人の足です」

 たしかに全く違う。

「まず見ていただきたいのは、土踏まず。扁平足とかハイアーチはこの舟状骨という骨の高さで度合いを見ます。マーキングの位置は、ヨーロッパの足に比べて日本のほうが低い。つまり、日本人の足は扁平傾向にあるんです」

 足型を眺めていて突然気づいたことがある。これ、僕の足ですよ! この足のせいで、いろいろ苦しい思いをさせられてきたんです。

 ありがとうございます、となぜか楠見さんは僕に礼を言う。

「日本人は幅広」とよく言われるが実際に測ると足囲は意外にも大差ない。
実は普段の走り方などで広がっていく傾向にあるというのだ。
そしてミズノで働くシューズのスペシャリストは、踵で着地しがちな
日本人ランナーの傾向など、マニアックに走りを追求していた――。
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