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「大谷は本物です」10年前の大谷翔平18歳を“首脳と先輩”はどう感じた? 「行ったと思ったのになんで…」栗山監督ビックリの“弾丸打球”とは
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photograph byShigeki Yamamoto
posted2023/12/14 17:00
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2013年、プロ野球でのデビュー戦を迎える直前の大谷翔平
5月の一軍初登板で最速157キロを投じ、6月1日に一軍初勝利を挙げて投手の可能性を示した大谷だが、この日はクリーンナップの5番に座った。
すると第1打席、相手投手の投じた外角低めのストレートをレフト方向に弾き返す。フェンス上に設置された防球ネットに当たる二塁打となったものの、その強烈な弾丸ライナーに栗山監督は思わず“プロ初アーチ”を確信したのだという。
本人が語った〈逆方向に打つ〉の意識
〈基本的に、逆方向に打つことは意識していますし、ずっとやってきていることなので〉
当時、大谷はこのように語っていたそうだ。そこから10年……メジャーでもセンターから左中間にかけて大アーチをかける大谷の姿は、何度も目にしてきた。ルーキーシーズンの成績は「77試合 打率.238 3本塁打20打点4盗塁/13試合登板3勝0敗46奪三振 防御率4.23」だった大谷だが、その数字に現れない才能の一端は確実に見せていた。
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