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久保建英「初2ゴール満点評価MVP」に三笘薫アシスト! 鎌田大地は“ラツィオ加入後の辛口評”を見返す初得点…サッカー日本代表もアツい
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photograph byKiichi Matsumoto
posted2023/09/03 17:25
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久保建英、三笘薫、鎌田大地。各国の所属クラブで結果を残した面々がドイツ戦に向けて代表で再び集う
2日の第4節ニューカッスル戦では前半27分にエストゥピニャンとの連係からの突破で生まれた波状攻撃がファーガソンの先制点に繋がり、後半25分には中に入り込んだ三笘がファーガソンにボールを送り、これをファーガソンが決めきり、18歳有望FWのハットトリックをお膳立て。ブライトンの3-1勝利に貢献した。
三笘の言葉を振り返っても、ドリブルやゴールへの筋立てを科学するような視座にはうならされる。
「移動中はサッカーの試合を見ることが多いです。自分の試合ではなく、他の試合ですよ。基本はハイライトで。サッカー大好きです」
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デゼルビ監督率いるブライトンは独特なビルドアップにして再現性あるアタックが魅力的だ。中盤ではマクアリスターらが去り、ダフードやミルナーといった新たな面々になる中でも、三笘は23-24シーズンも軽やかにフットボールの母国を疾走している。
昨季CLで完敗したナポリ相手のセリエ初ゴール
<名言3>
ナポリは本当に強かったです。
(鎌田大地/NumberWeb 2023年8月7日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/858306
◇解説◇
活躍できなければ酷評、チームを勝利に導けば崇め奉られる。
ヨーロッパ各国リーグで戦う海外組は地元メディアやファンの厳しい視線にさらされる。特にその“クセがすごい”と言われるのが、イタリア・セリエAだ。古くは三浦知良に中田英寿、そして本田圭佑や長友佑都、冨安健洋らがカルチョの国に挑む中で、毀誉褒貶を目にしてきたファンも多いだろう。
その舞台に再び日本人プレーヤーが戻ってきた。鎌田大地だ。
セリエA屈指の名門ラツィオに加わった鎌田だが、チームは開幕戦からまさかの連敗スタート。第2節の本拠オリンピコにはブーイングが起きるなど、不穏なムードに包まれた。その中で鎌田は移籍したミリンコビッチ=サビッチの後釜として期待が高いだけに、地元メディアでも辛口な論調が増え始めていたそうだ。その中で敵地で戦う第3節の相手は、昨季王者のナポリ。勝ち点1を積めれば御の字か……というシチュエーションで仕事をしたのは鎌田だった。