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アニメオタクの上智大生はなぜ“筋トレコスプレイヤー”に? とももともも25歳が抱いた確信「みんな筋肉を見たいんだ」《特別グラビア》
posted2022/04/27 11:02
text by
平田裕介Yusuke Hirata
photograph by
Takuya Sugiyama/本人提供
そのアカウントの主は、グラビアタレントとして活動するとももと もも(25)。
“筋肉女子”として確かな実績も誇る彼女に、運動とは無縁に近かった幼少期、上智大学に通うなかでのボディメイクとの出会い、Twitterでバズるほどのコスプレイヤーとなった経緯などについて聞いた。(全2回の1回目/後編へ続く)。
学生時代は「家庭科部の部長」
ーー中学、高校の頃は、スポーツはされていなかったそうですね。
とももと もも(以下、とももと) 習い事で、バレエをやったり、フィギュアスケートをやったり、体操をやったり、チアダンスをやったり。あと、小学校の1年から6年まで水泳を習っていました。バレエなんかは、「なんとなく周りの子たちもやってるし、一緒にやりたいな」みたいな。
ーー小学校は公立ですか?
とももと いえ、小学校から高校まで私立の一貫女子校に通っていました。小1から中2くらいまでは、運動系の習い事はやっていたんですけど、部活となるとキツそうでちょっとムリだなって思っていましたね。その頃は、自分を追い込むみたいなことがあんまり好きじゃなくて。だから、中学、高校は文化部に入りました。家庭科部の部長をやって、服を作っていました(笑)。
ーーもともと、服に対する興味が強かったのですね。
とももと そうです。でも、中学に進んだ当初は合唱部に入っていたんですね。それで、活動自体が少なくて「ヒマだな」と思って、文化部のなかでも一番活動日数が多かった家庭科部に入って。そこで服を作っては、ファッションショーを開催するという活動をしていました。
作っていたのは主にドレスとかで、かわいい系、かっこいい系の両方を作っていました。服の制作だったらデザインや型紙、ショーだったら構成や照明とか、すべてを自分たちでやるような部活でしたね。
高2の時に出会ったコスプレ
ーーそのあたりからコスプレを?
とももと 高2くらいからですね。アニメもすごく好きだったし、家庭科部員だから自分で服を作れるのもあって、やってみたいなというのがあって始めましたね。
ただ、友達にコスプレやってる子がいないのもあって、イベントには行っていませんでしたね。カメラを持ってる子に、「どうしても撮影したいから」と頼み込んで撮ってもらったりして、それをTwitterにあげたりはしていました。ほんと、最初はその程度だったんですけど。