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《1000万円台グッズも》大谷翔平オークションが盛況だからこそ… “転売やニセモノ”など「6つの要注意ポイント」とは 

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Aki

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posted2021/08/10 17:00

《1000万円台グッズも》大谷翔平オークションが盛況だからこそ… “転売やニセモノ”など「6つの要注意ポイント」とは<Number Web> photograph by Getty Images

サインに快く応じる大谷翔平

 もし、権利者が違反申告したところで賠償金を得られるわけでもないため、実質的に無法地帯となっている。そのような商品を買わないという購入者側の意識も大事だとは思うが、違法商品を購入させないためのプラットフォーム側の対策にも期待したい。

 ちなみに公式の写真であればMLBの公認ホログラムのシールが貼付されているはずなので、そちらがあるかどうかだけでも確認して欲しい。

(4)偽物直筆サイン

 今に始まった話ではないが、偽物のサインが高額で落札されている。

 出品物にはもっともらしく、サインしている選手の姿の写真が添えられているものもあるが、同じ写真を使って、再び数カ月後に出品されていたりする。また証明書付きであれば安心と思っている方も多いと思うが、海外には"お金さえもらえれば何でも証明を書いてしまう"業者もあるという。

 証明書が付属するなら、その発行機関が本当に実在するのか、そして信用できる業者なのかをしっかりと調べることをお勧めする。その会社が既に存在していなかったり、そもそも検索しても出て来なかったりすることもあるからだ。

 アメリカではサインを買うという文化自体は根づいているので、どうしても直筆サインが欲しいという場合は、やはりMLBの公式ショップか、MLB機構のホログラムが付属しているものを選択する方がリスクは低い。つい先日、大谷はスポーツライセンスグッズ販売の世界最大手「ファナティクス」と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表されたので、こちらの公式サイトから購入するのが最も安全に購入する選択肢となるだろう。

(5)偽物鑑定品

 MLB機構のホログラム付きであればリスクが低いと前述したが、MLBホログラムですら偽造されたものが確認されている。直筆サインの保証ホログラムや、トレカの鑑定品についても鑑定会社であるPSA社、BGS社の鑑定ケース、鑑定ラベルでも偽ケース・偽ラベルが存在するのだ。

 過去にイチローや大谷の偽ホログラムや偽ラベルの存在も確認されている。今後の更なる高騰によってFakeが多数流通する可能性も否定できないため、注意が必要だ。

 筆者でも見分けるのは困難なのだが、鑑定されている=安心ではなく、やはり自分でよく調べてみる、という姿勢が大事だ。この偽ラベルについては詳しく研究されている方もいるので、気になった方は調べてみて欲しい。

【次ページ】 (6)その他注意点

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