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プロ野球選手の出身地別本塁打数(2020年)を日本地図にすると… 中田翔と柳田悠岐ら“スラッガー輩出県”はどこ?
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広尾晃Kou Hiroo
photograph byHideki Sugiyama
posted2021/02/03 11:01

とんでもない長打力を誇る柳田悠岐。彼の出身地と言えば広島県だ
16埼玉県・19本(0.8本)
上林誠知(ソ)、中村晃(ソ)6本
16鹿児島県・19本(1.4本)
松山竜平(広)9本、戸柱恭孝(De)5本
18大分県・18本(1.2本)
甲斐拓也(ソ)11本、今宮健太(ソ)6本
18宮崎県・18本(1.8本)
青木宣親(ヤ)18本
20石川県・17本(1.2本)
島内宏明(楽)8本、京田陽太(中)5本
21愛知県・16本(0.5本)
堂林翔太(広)14本、大島洋平(中)、磯村嘉孝(広)1本
22京都府・15本(0.8本)
西田明央(ヤ)7本、金子侑司(西)3本
22滋賀県・15本(1.1本)
松田宣浩(ソ)13本、西村凌(オ)、岩見雅紀(楽)1本
24岩手県・13本(2.2本)
阿部寿樹(中)13本
25青森県・12本(1.7本)
外崎修汰(西)8本、木浪聖也(神)3本
中軸打者ではなく打線の脇役の名前が目立つ。宮崎県は38歳になって長打が増えたヤクルトの青木が1人で背負う。埼玉県と大分県はともにソフトバンクの選手だ。
26位以降になると、2ケタ本塁打も少なくなる
26北海道・10本(0.4本)
伏見寅威(オ)6本、明石健志(ソ)、川越誠司(西)2本
27和歌山県・8本(0.5本)
西川遥輝(日)5本、山崎晃大朗(ヤ)3本
27岐阜県・8本(0.6本)
吉川尚輝(巨)8本
29群馬県・7本(0.4本)
安達了一(オ)、柘植世那(西)2本
29福島県・7本(1本)
内田靖人(楽)5本、佐藤都志也(ロ)2本
31高知県・6本(1.2本)
木下拓哉(中)6本
32静岡県・5本(0.2本)
鈴木大地(楽)4本、鈴木将平(西)1本
32長崎県・5本(0.5本)
川島慶三(ソ)4本、大瀬良大地(広)1本
34三重県・3本(0.2本)
中井大介(De)2本、西勇輝(神)1本
34山形県・3本(0.3本)
長谷川勇也(ソ)、石垣雅海(中)、下妻貴寛(楽)1本
34山口県・3本(1本)
清水優心(日)3本
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各県ともに本塁打を打っている選手が1~3人しかいない。長崎県と三重県では、大瀬良、西と投手が本塁打数で貢献している。
37徳島県・2本(0.2本)
杉本裕太郎(オ)2本
37栃木県・2本(0.2本)
高谷裕亮(ソ)2本
39富山県・1本(0.25本)
荒木貴裕(ヤ)1本
40宮城県、香川県、鳥取県、秋田県、愛媛県、長野県、新潟県、山梨県0本
徳島出身のオリックス杉本は190cmの大型野手で、打撃練習ではさく越えを連発している。彼が本領を発揮すれば徳島県は浮上するはずだ。
安打数などと同じく、外国人・外国出身選手についても出身国・地域別に見て行こう。