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セナ、ジョーダン、ベッカム、ボルト。
平成の日本が愛した海外スターたち。

posted2019/04/30 17:00

 
セナ、ジョーダン、ベッカム、ボルト。平成の日本が愛した海外スターたち。<Number Web> photograph by BUNGEISHUNJU

F1ブームの象徴だった「音速の貴公子」ことアイルトン・セナ。1994年、レース中の事故で帰らぬ人となった。

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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BUNGEISHUNJU

 平成から令和、もうすぐである。

 この30年間でのスポーツ名場面が、大いに語られている。その主役となった日本人アスリートたちを挙げるのも、もう必要ないくらい目にしただろう。

 ただ、平成の世の中を沸かせたのは日本人だけではない。「海外は西暦じゃない?」というツッコミが聞こえてくるが、国境を越えて日本で話題となった外国人アスリートも数多かったのだ。

 そんな彼らや彼女たちの名前、覚えているだろうか?

 プロ野球やJリーグ、大相撲など、日本の各競技団体に所属した経験がない選手たちをベースに、平成時代をにぎわせた主なアスリートを5年ごとに振り返ってみよう。

<平成元年~5年(1989~1993年)>
アイルトン・セナ(F1)、マイク・タイソン(ボクシング)、カール・ルイス、セルゲイ・ブブカ(陸上)、マイケル・ジョーダン(NBA)、ジョー・モンタナ(NFL)、アンドレ・アガシ(テニス)

 平成に入ってから真っ先にブームが来たのはF1だ。セナ以外にもアラン・プロスト、ナイジェル・マンセルとキャラクターが際立っていた。そこに古舘伊知郎氏の実況も噛み合って、バブルの時代らしいエンターテインメント性が作り上げられていったのだと思う。

空前のNBAブーム、象徴はもちろんMJ。

 そんな平成と'90年代初頭の華やかさを象徴したのは「ドリームチーム」こと、1992年(平成4年)バルセロナ五輪での男子バスケットボール、アメリカ代表だ。

 ジョーダンをはじめマジック・ジョンソン、チャールズ・バークレー、スコッティ・ピッペンなどNBAのスーパースターが集結。圧倒的な強さで金メダルを獲得した。その主役だったジョーダンだけでなく、バークレーがカップ麺のCMに出たり、数年後にはデニス・ロッドマンがアウトローなキャラで大ブレークした。バスケ人気が社会的現象だったのを象徴している。

【次ページ】 無敵の強さを誇ったグラフ、タイガー。

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