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<苦境のW杯アジア最終予選>
これでいいのかハリルジャパン。元日本代表・大黒将志の提言。 

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photograph byShidu Murai

posted2016/10/31 08:00

<苦境のW杯アジア最終予選>これでいいのかハリルジャパン。元日本代表・大黒将志の提言。<Number Web> photograph by Shidu Murai

本田を起用するならトップではなくサイドで生かしたい。

劇的なゴールでイラクに辛勝した5日後、日本代表は難敵オーストラリアに対して弱者の戦い方に徹し、ドローでしのいだ。最終予選中盤を迎えてもなお迷走が続き、ロシアへの道が険しくなる中、今後のハリルジャパン再起の可能性を考察する。
Number913号 より、元日本代表で現モンテディオ山形のFW、大黒将志選手の提言を特別に公開します。

大黒将志(モンテディオ山形・元日本代表)
「裏を突けないのは致命的な欠陥。速攻で崩せる人選を」

 ドイツW杯の最終予選を戦った当時は、自分が中堅ぐらいで、チームにはヒデさん(中田英寿)、タカさん(高原直泰)とかすごい選手がたくさんいて、安心感がすごかった。FWを生かしてくれる選手も揃っていたので、僕は出番が来たときに点を取るだけって感じでしたね。2戦目でイランに負けた後でも、次に負ける気はぜんぜんしなかったな。

 あの時も「欧州組と国内組」が話題になっていたけど、僕はなんとも思わなかった。欧州で試合に出ていなくても、選手はスーパーだったから。今のように実力がそこまで圧倒的でなくなると、監督の選択はより難しくなるとは思いますね。


 FW目線で今のチームを見れば、やっぱり気になるのは前線。ごちゃごちゃしないショートカウンターが最も得点につながりやすいし、僕は日本人の特長をよく引き出せる形だと思う。なのに、ぜんぜん裏を突けていない。前からボールを奪いにいくのもありだし、しっかり引いて守ってもいい。でもまずはカウンターを狙ってほしい。素早いアタックを狙える布陣ということで、2トップに大久保(嘉人)と興梠(慎三)を選択しました。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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