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巨人対阪神はなぜ“伝統の一戦”と呼ばれるのか。
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![小川勝](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
小川勝Masaru Ogawa
photograph byMakoto Kemmisaki
posted2016/05/10 06:00
![<データで見る>巨人対阪神はなぜ“伝統の一戦”と呼ばれるのか。<Number Web> photograph by Makoto Kemmisaki](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/c/6/350/img_c6eda8e2a2ed8565853a8739aa83f694119127.jpg)
写真は1985年の巨人・王貞治監督(左)と阪神・吉田義男監督。この年、阪神は2位広島に7ゲーム差、3位巨人に12ゲーム差をつけ、リーグ優勝。そして日本一に輝いた。
そもそもこの両チームの対戦がなぜ、「伝統の一戦」と呼ばれるようになったのか――。そこには歴史の長さだけではない、激戦の記憶がある。今季も混戦模様のセ・リーグ。10日、11日と甲子園球場で行われる阪神vs.巨人の2連戦を前に、Number899号「巨人×阪神 セ界を変えろ!」掲載の記事を特別に公開します。
巨人─阪神戦は「伝統の一戦」と呼ばれているが、これには二つの意味合いがある。一つは、この2球団の歴史が古いこと。そしてもう一つは、現在のプロ野球が創設された1936年以来、この2球団はたびたび、歴史に残るペナント争いを展開してきたこと。この二つが、「伝統の一戦」と呼ばれる、その裏づけとなっている。
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