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現実主義のオズ&大槻体制の浦和、
最重要な補強ポイントはサイド。 

text by

飯尾篤史

飯尾篤史Atsushi Iio

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posted2019/01/02 11:00

現実主義のオズ&大槻体制の浦和、最重要な補強ポイントはサイド。<Number Web> photograph by AFLO

オリヴェイラ監督、大槻ヘッド体制は2年目となる。熱きサポーターのボルテージをさらに高める指導にも注目だ。

アウトサイドの即戦力が欲しい。

 それゆえ、補強すべき最重要ポイントは、アウトサイドだろう。平川忠亮が引退したため、計算できる選手は、宇賀神友弥、菊池大介、橋岡大樹、荻原拓也の4人しかいない。

 しかも、橋岡と荻原はU-20日本代表に招集される可能性が高いのだから、なおさらだ。アウトサイドの即戦力を獲得できるかどうか。

 再びアジアチャンピオンに輝くために掴み取ったACLの出場権がチームにとって重荷にならないためにも賢い補強が必要となる。

 この2年間、シーズン終盤でなんとか帳尻を合わせてきたが、3年続けてスタートダッシュの失敗は、もう許されない。

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