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Number欧州蹴球名鑑の作り方。
選手キャプション「60字」の美学。 

text by

涌井健策(Number編集部)

涌井健策(Number編集部)Kensaku Wakui

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photograph byIchisei Hiramatsu

posted2018/09/12 17:00

Number欧州蹴球名鑑の作り方。選手キャプション「60字」の美学。<Number Web> photograph by Ichisei Hiramatsu

選手名鑑のこの小さな1コマに、時には異様なほどの労力がかかっている。それもまた名鑑の醍醐味である。

今年から追加された「前所属」欄。

 また最後に編集部の“細かすぎる”こだわりをご紹介したい。今季の「欧州蹴球名鑑」では、各選手に対して以下の情報を載せている。

◆ポジション・背番号
◆顔写真
◆年齢
◆キャプション
◆国籍または代表
◆生年月日
◆身長/体重
◆昨季成績
◆所属年数(前所属)

 編集部の“鬼の名鑑統括編集”生島洋介がこだわったのが、「所属年数(前所属)」の欄だ。昨季までも新加入の選手についてはどこから移籍してきたのかを明記していたものの、所属2年目以降の選手は情報がなかったため項目を追加した。

 この情報によって「デブライネはヴォルフスブルクで活躍してシティに来たんだなー」と選手の歴史を思い出せるほか、例えばリバプールのページを見ると、加入が記憶に新しいファンダイクのほかにも、マネ、クライン、ロブレン、ララーナと、毎年のようにサウサンプトンから引き抜いてきたことが一目瞭然。

 この1行の情報を眺めているだけで、リバプールの補強傾向だけでなく、選手を育成してビッグクラブへ売却するというサウサンプトンの「経営モデル」までも確認できてしまうのだ(ややマニアックですが)。

 どう読むか、どう使うか、欧州蹴球名鑑。ぜひ今季もあなたのサッカー観戦のおともに、ライターと編集者の「努力」と「美学」の詰まった1冊を選んでいただければ幸いです。

この記事の全文は「Number PREMIER」でお読みいただけます。
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