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Jリーグ名鑑は密かなるネタの宝庫。
「ブーイングスター」って誰でしょう?
posted2017/02/15 08:00
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
J.LEAGUE PHOTOS
Jリーグ開幕前、ファンやサポーターにとってのマストアイテムと言えば、やっぱり選手名鑑。
「これだけの選手陣容なら、タイトルは間違いないな~!」
「●●選手、超丁寧にアンケート答えてる! っていうかこんな趣味なんだ!」
「えっ、この選手って、ここに移籍したの?」
……と、応援するクラブの動向を深く知ると同時に、シーズンを前にちょっとしたサプライズの連続を味わえる。
例えば今季だとアスルクラロ沼津がJ3に昇格したことで、ゴンこと中山雅史が顔写真付きの「選手」として“復帰”していたりする。
そんな驚きと発見に満ちた選手名鑑は、サッカー専門誌やスポーツ新聞など様々な媒体が製作している。その中でフックが効いているのはサッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」が発行している選手名鑑の「キャッチフレーズと一口メモ」。
パンチの効いたキャッチフレーズを紹介したい!
これは「エルゴラ」の愛称で知られる同紙で、日々取材に奔走する各クラブの番記者が取材で得たネタを総動員した末の産物である。インパクトあるキャッチフレーズには一瞬で目をひきつけられるし、一見「何だこれ?」と考えさせられるものでも、熱心なファンならばニヤリとしてしまう情報だったりする。
その名鑑を読み込んでいるうち、ふと「パンチの効いたキャッチフレーズを紹介したいな」と思い浮かび、その熱意を編集部の方に連絡してみたところ……。
「ぜひぜひ! 面白いと思ったものをピックアップして紹介してください!」
二つ返事でOKサイン。ということで、独断と偏見でインパクトを受けたキャッチフレーズを紹介しよう。