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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
日本代表名将アンケート3~5位は「トルシエ、ザック、オフト」の外国人監督だったけど…順位は誰が一番上?〈総投票数500超〉
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySports Graphic Number
posted2022/03/29 11:03
ザック、トルシエ、オフト。数多くの外国人監督がそれぞれの日本代表を彩った
「トルシエさんは、強い発信力(ダバディ氏によるところも大きいが)で世界基準を示して、名声や実績重視ではなく、若き才能を生かした魅力的な日本代表を編成し、日本代表が世界に通じるかも、と初めて思わせてくれた監督」(60代男性)
興味深いのは通訳のフローラン・ダバディ氏の貢献度を挙げる声もあったことです。イビチャ・オシム体制の千田善氏、アルベルト・ザッケローニ体制の矢野大輔氏、ジーコ体制の鈴木國弘氏など、外国人監督の際には通訳にもスポットライトが当たるようになったきっかけは、トルシエとダバディの関係もあったのかもしれません。
4位:ハンス・オフト/54票
日本サッカーが本気で世界で戦えるステージに立てたのは、オフト監督の存在があってこそでしょう。
86年メキシコW杯予選は宿敵・韓国の前にあと一歩及ばず、90年イタリアW杯予選ではまさかの1次予選敗退。サッカーのプロリーグ化、そしてW杯開催を目指す時代性の中で、日本代表は初となる外国人監督として、ヤマハ(現ジュビロ磐田)やマツダ(現サンフレッチェ広島)で指導歴のあるオランダ人オフトに命運を託しました。
就任当時、絶対的司令塔だったラモス瑠偉との確執が大きく報じられたものの、ダイナスティ杯を優勝して勢いに乗ると、自国開催のアジア杯ではエースのカズ(三浦知良)の八面六臂の活躍、中盤の黒子役である森保一の献身的プレーなどもあり、日本サッカーにとって初の国際主要タイトル獲得へと導きました。
「W杯出場は叶わなかったが、日本代表としてのサッカーのレベルを引き上げた名将です。選手だけでなく、サポーターを含めて国民に世界を意識させた点でも、今の日本代表を語る上で、欠かす事の出来ない存在だと思います」(30代男性)
「史上初の外国人監督。日本が世界に羽ばたくための下地づくりをしてくれた。日本のサッカーの成長のカギになったと思う」(30代女性)
「ドーハの悲劇まではダイナスティカップ、アジアカップ優勝など、結果を残してワクワクするチームだった。本当にこのチームでW杯アメリカ大会に出場して欲しいと思わせるチームだった」(40代男性)
「日本代表の基礎を作った功労者だと思います。今でも使われるスーパーサブという言葉と戦術が世間で浸透したように思います。当時の代表をワクワクしながら見ていた記憶があります。その後のJで監督になり、数少ない観客を呼べる監督となったのではないでしょうか」(40代男性)