「W杯の成績だけみるのなら、トルシエ、岡田、西野（朗）監督となるけど、代表はこういうサッカーをするんだと感じたし、親善試合とはいえ強豪国に引き分けたり勝ったりしてるのもすごい。アジア杯も獲っているしザッケローニかなと」（40代男性）

「観ていて面白いサッカーだったから。本田・香川や岡崎など日本人の特徴をよく活かせていたと思う（結果は伴わなかったが……）」（40代男性）

　比較的直近の時期ということで、20代を中心とした若い層からの支持が多かったことが特徴でした。

　惜しむらくは、世界との真剣勝負で結果が残らなかった点でしょうか。

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　2013年コンフェデ杯ではイタリア相手の“撃ち合いの末の3－4”が鮮烈だったものの3連敗。翌年のブラジルW杯では対戦相手のプランBに対応しきれず、選手たちが口にした「自分たちのサッカー」という言葉が一人歩きした面もありました。もし結果が残っていれば、この順位はさらに変わっていたのかもしれません。

W杯で結果を残した人が多い印象

　今回のアンケート上位を見ると、オシム以外は「W杯やアジア杯で結果を残した監督」が多い印象でした。

　現体制の森保監督はカタールW杯アジア最終予選で序盤3試合で2敗を喫し、大きな批判を受けた時期もあります。しかしそれ以降は、これまでの監督が誰もなしえていない6連勝を飾り、W杯出場へと導きました。今後の試合によって森保監督の評価はまた変動することが予想されますが、初のW杯ベスト8を達成すれば……「名将アンケート」の結果も将来的に変わってくるのかもしれません。＜1位、2位編から続く＞