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真のスポーツ強豪国

posted2021/08/03 07:00

 
真のスポーツ強豪国<Number Web> photograph by Asami Enomoto/JMPA

7月26日、東京五輪バスケットボール男子予選ラウンド初戦で日本はスペインと対戦。終盤盛り返したものの77-88で敗れた。写真は富樫勇樹とセルヒオ・ロドリゲス

text by

小川勝

小川勝Masaru Ogawa

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Asami Enomoto/JMPA

 メダルをたくさん獲得すれば、強豪国であることは間違いないが、それだけでスポーツ大国と言えるのか、というのは、考えてみる価値のあるテーマだ。五輪におけるメダルの数は、競技によって、1人のアスリートがいくつもメダルを獲得できるものがあったり、階級ごとにメダルが決まるものもあるから、そういった競技が強ければメダルの数は増えていくわけだ。

 だが、バスケットボール、バレーボール、サッカーといった団体球技の場合、ひとつの競技で獲得できるメダルは、男子と女子で1個ずつだ。世界に普及した団体球技で強豪国になるには、国が選抜したエリートを、国の税金で育成するといった体制では、なかなかうまくいかないものだ。強くするには、国内にプロのリーグを創設したり、大学のリーグを整えたりして、競技人口を広げて、競技自体が国の文化として認知されなければならず、時間がかかるのだ。

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