SCORE CARDBACK NUMBER

「常に最大限の努力をする」HCも認める渡邊雄太の闘う姿勢。~NBAキャリアで大きな意味を持つ試合~

posted2021/02/05 08:00

 
「常に最大限の努力をする」HCも認める渡邊雄太の闘う姿勢。~NBAキャリアで大きな意味を持つ試合~<Number Web> photograph by Getty Images

1月25日のペイサーズ戦で渡邊は今季自己最多得点をマーク。さらに5リバウンドを記録した(1月28日時点)

text by

宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

PROFILE

photograph by

Getty Images

「日本のレポーターからの質問はないのか? 今夜は日本からの質問に答えさせてくれよ」

 トロント・ラプターズのヘッドコーチ、ニック・ナースは1月24日、インディアナ・ペイサーズ戦に勝った後の会見で、上機嫌にそう言った。

 今季からラプターズに所属する渡邊雄太について語りたかったようだ。

 渡邊は、この試合で決して最多得点をあげたわけでもなく、勝敗を左右するシュートを決めたわけでもなかった。むしろシュートは7本中1本しか決められず、わずか3得点だった。それでも、ハッスルプレーやディフェンスで勝利に貢献した。渡邊自身も「NBAキャリアの中で大きな意味があった試合」と手ごたえを感じたほど、持ち味を発揮できた。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 609文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

渡邊雄太
トロント・ラプターズ
ニック・ナース

バスケットボールの前後の記事

ページトップ