JリーグPRESSBACK NUMBER
「お前はロナウドを知っているか?」“待たず”に守るJ1仙台シマオ・マテの原点にある名将ケイロスの言葉
text by

松本宣昭Yoshiaki Matsumoto
photograph byKiichi Matsumoto
posted2021/01/21 17:01

インタビューしたのは1年前のキックオフカンファレンス。リーグが中断したことや本人のケガが重なったために掲載を見送ってきたが、今季も仙台でプレーすることが発表されたことで“待ちに待った”掲載となった
3/3 ページ目
この記事を1ページ目から読む
“待たず”に守るマテが待ちきれない
20年12月28日、ベガルタ仙台はマテと契約延長したことを発表した。
「来シーズンもベガルタ仙台の一員として、プレーすることとなりました。私はこの特別なクラブ、ユニフォームのために全力を尽くします。ファン、サポーターみなさんの存在はとても重要であり、勝利するためには必要不可欠です。来年もタフなシーズンになる事が予想されますが、選手、スタッフ、サポーター、クラブに携わるすべての人力を合わせればどんな困難も乗り越えられるはずです。また共に戦いましょう。それでは良いお年をお迎えください。カニマンボ」
カニマンボは、モザンビークの現地語で“ありがとう”の意味。昨年の取材時、彼はインタビューの最後にこう言っていた。
ADVERTISEMENT
「できることなら、ずっと仙台でプレーしたい」
この言葉は嘘じゃなかった。“待たず”に守るマテ。彼が最高のコンディションでプレーする姿を見る日が、待ちきれない。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。
