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貴景勝が綱取りに挑戦も、初場所最大の見所は“綱渡り”?
posted2021/01/01 07:00

10月の合同稽古に参加した白鵬(左)と正代。白鵬、鶴竜の両横綱は共に35歳、この2年間で12場所中8場所を休場
text by

佐藤祥子Shoko Sato
photograph by
KYODO
2021年の1月初場所は話題が満載だ。'20年最後の11月場所では大関・貴景勝が2度目の優勝賜杯を抱き、来場所は初めての綱取りに挑む。“次の大関候補”と目されている同部屋の隆の勝と、連日気合いのこもった稽古を重ねているようだ。
くわえて今年誕生した大関の朝乃山、正代のふたりが、ともに11月場所を途中休場し、来場所はカド番大関として土俵に上がる。勝ち越さなければ大関から陥落することになるが、肩を負傷した朝乃山、足首をケガした正代ともに回復は順調の様子。しかし場所前の調整次第で、大関として優勝戦線に絡む成績を残せるかどうかは未知だといえる。
