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99試合ぶりの「7番・松田宣浩」。
ホークスに戻ってきた理想形打線。 

text by

田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph byKYODO

posted2019/08/17 08:30

99試合ぶりの「7番・松田宣浩」。ホークスに戻ってきた理想形打線。<Number Web> photograph by KYODO

8月10日の日本ハム戦、福田秀平(左)とともに勝ち越しの生還を果たした松田。

「訳の分からんバッター」

 そういえば、‘13年の第3回WBCでは侍ジャパンの9番を打っていたが、あの時も「下位を温めたい。下位の熱男、ここにありですよ。9番におったら嫌でしょ、こんな訳の分からんバッター」と不敵な笑みを浮かべていた。

 妙なプライドを振りかざすこともなく、チームのために常に熱くなって戦う男。首脳陣にとってはこんなありがたい選手、なかなかいない。

 また、36歳のベテランになっても元気ハツラツとプレーをしている。故障者続出のホークスの中で、松田宣は唯一全試合に出場している。こんなベテランが先頭に立ってプレーしているから、若手は安心してプレーできるのだろう。

 強いホークスに、松田宣あり。

 7番バッター松田宣で、Vロード独走がいよいよ本格化する。

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松田宣浩
福岡ソフトバンクホークス

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