日本代表、2014年ブラジルへBACK NUMBER

ザック流の“マネジメント”とは?
日本代表に漂う独特の緊張感の正体。 

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

PROFILE

photograph byTakuya Sugiyama

posted2011/10/30 08:01

ザック流の“マネジメント”とは?日本代表に漂う独特の緊張感の正体。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

欧州視察に出たザッケローニ監督は、マジョルカの家長昭博に「もっと試合に出て、頑張って欲しい」と言い、試合出場が少ないケルンの槙野智章に対しては「絶対に出られないレベルじゃない。いつか絶対にチャンスが来るから油断しないように」と言葉をかけた

ザックジャパンのレギュラーは固定されたわけではない!

 競争力が高まれば、グループ(組織)全体の力が引き上がっていく。ザッケローニ自身、新しい選手を徐々に入れては新陳代謝を心がけていることからも、チーム全体の力を上げていくための新しい刺激を求めている。ゆえに森本や乾ら代表から離れている選手たちにもハッパをかけ、奮起を促しているわけだ。

「チームで頑張っていくことが、そのまま代表につながってくると思う」

 甲府で残留争いに身を置くマイクはそう言って、日々のトレーニングに目を向けている。チームの残留と代表定着を目指して、今彼は苦しくとも充実した日々を送っている。

 ザックジャパンのレギュラーは、固定されたわけではない。

 向上心を磨いて充実を図っている新しい誰かが、11月のアウェー2連戦でマイクのように先発のチャンスをつかみ取る可能性は十分にある。いや、先発の座を掴んでみせるぐらいの気概を持った選手が出てこなければ、チームはここから先、強くなっていかない。

 いざ、マイクに続け――。

関連コラム

BACK 1 2 3
アルベルト・ザッケローニ
ハーフナー・マイク
ブラジルW杯
ワールドカップ

サッカー日本代表の前後のコラム

ページトップ