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“105キロの相手”にも巴投げ…角田夏実(32歳)が世界選手権“辞退”のウラに「2つの理由」 じつは“体重無差別”での闘いにこだわってきた過去
posted2025/04/10 17:01

世界選手権の“辞退”が発表されたパリ五輪金メダリストの角田夏実(32歳)
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
AFLO
4月5、6日に行われた柔道の全日本選抜体重別選手権を経て、6月に行われる世界選手権の日本代表が発表された。
初めて選出された選手、パリ五輪に出場した選手、さまざまな名前が並ぶ中に、パリ五輪48kg級金メダル、混合団体銀メダルの角田夏実の名前はなかった。
日本代表女子の塚田真希監督は「『世界選手権(への出場)の意向がない』と連絡をいただきました」と説明している。つまりは選考の対象外であり、全日本選抜体重別にも出場していない。
世界選手権“辞退”のウラに「2つの理由」
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理由の一つは怪我にある。パリ五輪のあと、角田はもともと万全ではなかった膝の状態の回復や両肩のリハビリに時間を費やしてきた。畳に戻ったのは昨年12月のことで、本格的に練習を再開したのは年が明けてから。急ピッチで仕上げ、2月のグランドスラム・バクー大会に出場、優勝で復帰戦を飾った。だがこの大会で再び膝などを傷めた。そこで決断を下した。
「帰ってきて、いつもみてくださる先生とかと相談して、無理しないほうがいいかなと思ったので、しっかり治すことを考えたら間に合わないかなと思いました。減量だったり、1カ月だと試合に間に合わないなと(全日本選抜体重別選手権を)欠場することにしました」
また、昨年の段階で「(全日本選抜体重別に)出なければ世界選手権は厳しいと言われています」と明かしてもいる。全日本選抜体重別選手権への出場を断念した段階で、世界選手権についても見通しを立てていただろう。
パリ五輪後、常にあった怪我という事情に加え、もう一つの背景がある。