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“地域のシンボル”という夢もいい。中村憲剛の映画が教えてくれること。

posted2022/01/28 07:00

 
“地域のシンボル”という夢もいい。中村憲剛の映画が教えてくれること。<Number Web> photograph by J.LEAGUE

'20年引退セレモニー時の中村。昨年の川崎市PRポスターに起用されるなど、引退後も地域との関係は続いている

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

PROFILE

photograph by

J.LEAGUE

 サッカー選手が抱く夢とは何だろうか。欧州のビッグクラブで活躍すること、日本代表に入りワールドカップの舞台に立って輝きを放つこと――。それらはきっと今も昔も変わらぬ“2トップ”に違いない。だがこの映画を観れば、また別の夢のカタチに出会うことができる。

 昨年11月に川崎市内の映画館で限定公開された「ONE FOUR KENGO THE MOVIE」。'20年シーズン限りで引退した中村憲剛と川崎フロンターレの18年間に及ぶ歩みを記録したドキュメンタリー作品である。彼のプレーを追う一方、プロスポーツチームが定着しないとささやかれた川崎において地域に溶け込んでいく姿も描かれている。

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