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大学野球で異例の「3番・ピッチャー」…日体大に現れた期待の左腕、打者では吉田正尚クラスに?【脚力もプロ級】
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![西尾典文](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/a/c/-/img_acbdcac367236f00ac3ccaffb742c1a411836.jpg)
西尾典文Norifumi Nishio
photograph byPABB-lab
posted2021/04/13 11:01
![大学野球で異例の「3番・ピッチャー」…日体大に現れた期待の左腕、打者では吉田正尚クラスに?【脚力もプロ級】<Number Web> photograph by PABB-lab](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/d/8/700/img_d84c08a83d42d9bb4d124b910d05ef6c151074.jpg)
豪快なフルスイングをする“背番号1”。大学野球界にも二刀流の波が訪れているようだ(連続写真は記事内でご覧ください)
この日の第3試合、今年のドラフト1位候補の筆頭株である佐藤隼輔(筑波大)が登場するため、スタンドには全12球団のスカウトが集結。普段は下級生のプレーにはそれほど熱心ではないスカウト陣も、矢澤のプレーには注目している様子が感じられ、ピッチング、バッティングのどちらの映像も撮影する姿が見られた。
大谷翔平(エンゼルス)は190cmを超える恵まれた体格なのに対して、矢澤は173cm、70kgと野球選手としては小柄なことから“二刀流”に対して否定的な意見を持つ人は多いかもしれない。しかし、一度そのプレーを見れば1つに絞ることがあまりにも惜しい才能であるということはすぐ分かるはずだ。
少し気が早い話ではあるが、2022年ドラフトでは二刀流論争が再び巻き起こる可能性は高い。今後の成長にも注目していきたい。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。
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