池江璃花子の名言
ポジティブな方の心が、辛い心を包んでくれて、感じないようにしてくれていたのだと思います。
池江璃花子(水泳)
2019年2月8日、日本列島に衝撃が走った白血病公表――。闘病生活を経ての退院から7カ月。日本競泳史に残るマルチスイマー池江はプールに戻ってきた。現時点では1日1回の練習にとどめているとはいえ、すでに「一番減ったときと比べて、体重は5kgくらい戻ってきている」と、アスリートとしての肉体を取り戻しつつある。抗がん剤治療や手術と向き合った入院中は、「体調が悪くてずっとトイレに籠もりきりのような時も、“大丈夫、いつか終わる”と自分に言い聞かせて、負けてたまるかという気持ちで闘っていました」と、少しでも希望を忘れず日々を過ごしていたという。厳しくつらい日々を乗り越えた池江。彼女だからこそ語ることができる、重みのある言葉だ。
Number1007号(2020/07/16)
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