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“スーパーサブ本田”の可能性は?
ハリル選考に見る「経験値」重視。

posted2016/08/26 11:45

 
“スーパーサブ本田”の可能性は?ハリル選考に見る「経験値」重視。<Number Web> photograph by JMPA

今季の大島僚太は、これまでの攻撃力に加えて守備面でも目覚しい成長を見せている。代表のボランチ争いに食い込む可能性はおおいにある。

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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NumberWeb担当デスク(以下、デスク)「リオ五輪が終わって、次はロシアW杯アジア最終予選だね。UAE戦(1日・埼玉スタジアム2002)、タイ戦(6日・バンコク)のメンバーが発表されたけど、予想していたとおりのメンバーだった?」

二宮「リオ五輪のメンバーが浅野と大島だけだったのはちょっと意外でした。植田、遠藤航も名を連ねてくるのかなと思っていましたから。ただ、『対戦相手』と『最終予選』を頭に置いたうえでハリルホジッチ監督が、勝つためのメンバーということにこだわったなという感じを受けました」

デスク「と言うと?」

二宮「最終予選は絶対に落とせない。たとえば遠藤航ではなく山口だったのは、やはり彼の経験値が大きかったのかな、と。また植田で言えば、UAEやタイは高さが脅威となるチームではないため、吉田と森重のバックアップとしてはカウンターに対抗するスピードのある昌子、槙野を選んできたのかなと思いました」

太田は武藤、小林とのホットラインに期待。

デスク「サイドバックでは久しぶりに太田が選ばれたね」

二宮「クロスの精度は日本でナンバーワンと言っていいですからね。攻撃のオプションとして、武器を持っておきたかったのでしょう。相手が『引き分けでOK』とばかりに引いて中央を固めてきたときにも、太田のクロスは効いてくるはずです。ターゲットには今回、ケガから代表復帰を果たした武藤がいます。FC東京時代のホットラインであり、武藤はヘディングも強い。そして小林悠は太田と高校の同級生で大の親友です。アギーレジャパンでも太田のクロスから小林がシュートを放つ場面がありました。流れを変えたいときに、この太田がキーマンとなるような気がします」

デスク「あうんの呼吸を持つ武藤や小林とのホットラインね。ハリルホジッチ監督はそこまで考えて選考した、と?」

二宮「僕はそう考えます。今回、UAE戦までのトレーニング期間は4日間しかありません。新しい選手が入ってきて合わせる時間も余裕もない。そのなかでどのホットラインが有効なのか。所属チームや過去の代表でのデータなども頭に入れていると思うので、今回は丁寧に、慎重にいろいろと考えてきたなという感想です」

【次ページ】 先発予想は恒例のメンバーだが……。

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