比嘉大吾の名言
具志堅用高会長の試合をテレビで見た瞬間、ボクシングをやろうと思いましたね。攻める。倒す。沖縄の血が騒ぎました。
比嘉大吾(ボクシング)
2011年2月11日、母親と暮らしていた沖縄のアパートの居間で、夕食後に井岡一翔のタイトルマッチを見ていた。試合は5ラウンドで井岡が勝利し、中継時間が余った。時間調整のために流された「具志堅用高KO集」を見た比嘉は、衝撃を受けた。ボクシング経験はなかったが、「やったことないのに自身がありましたもん。ものすごく」。少年は感化されやすいものだが、比嘉には才能があった。宮古島の高校に進学し、ボクシング部に入部するとすぐに頭角を現す。その評判は東京にいる具志堅会長にも伝わり、プロの道に進んだ。そしてプロ13戦目で、ファン・フェルナンデスに6回TKOで勝利し、WBC世界フライ級を奪取。そしてその後も2度の防衛を果たし、連続KO勝ちを15に伸ばした。
Number944号(2018/01/18)
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