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阿部慎之助、則本昂大が認める左腕。
DeNA砂田毅樹は強気に「裏をかく」。
text by

日比野恭三Kyozo Hibino
photograph byHideki Sugiyama
posted2017/02/17 11:00

臆することのない投げっぷりが砂田の生命線。その強気な姿勢で、先発ローテの座を奪う気満々である。
「1年を通して一軍のローテーションを守る」
打者の左右を問わず抑えたいと思うのは、やはり先発返り咲きを狙っていることと無縁ではないだろう。ただ、石田に今永昇太、ドラフト1位ルーキーの濱口遥大など、若手左腕の競争は激しさを増している。
「あまり気にしていませんね。個性は人それぞれだし、自分の持ち味を出せればいい。どんな球であれ結果として抑えることが大事なので、味方を気にするよりは打者とどう勝負するかを考えています。監督がどう考えているかわからないけど、チャンスはまだもらえると思うので、しっかりつかめるようにしたい。2年目の後半、だてにローテーション守ってませんから。負けられないですよ、そこは」
生来の鼻っ柱の強さを内に秘めつつ、大人びてきた21歳。昨年のいまごろは「最低でも10勝です」と息巻いていたが、今年はより現実的な目標を口にした。
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「何勝とかっていうよりも、1年を通して一軍のローテーションを守ることをしっかり意識していきたいと思います。去年は落ちたり上がったりの繰り返しでしたし、1年間ずっと一軍で過ごせたシーズンはまだないので、そこがとりあえずの目標になってきますね」
育成から駆け上がり、支配下で3年目。47番にふさわしい活躍をファンは待望している。
