藤波辰爾の名言
我々がやっているのは殺し合いじゃない。
藤波辰爾(プロレス)
2001年の新日本プロレス恒例の1・4東京ドーム大会で行われた長州力対橋本真也の対決は、両者一歩も譲らない壮絶な殴り合いとなった。どちらかが倒れてもフォールの体制に入らず、延々と殴り合いはつづく。観客のボルテージが最高潮に達したとき、礼服姿でロープをまたいでリングに乗り込んだ藤波社長(当時)は、なぜか試合終了のゴングを要請すると、6万人の怒号が渦巻くなか、会場の空気を一切読めない/読まない言葉をマイクで叫び、東京ドームを凍りつかせたのだった。
Number514号(2001/01/11)
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