和田貴広の名言 

今考えるとその前の大会がうまくいきすぎて、“勝ちたい”というチャレンジャーの気持ちが、知らないうちに“勝たなきゃ”という守りの気持ちに変わってしまっていた。

和田貴広(レスリング)

1996年のアトランタ五輪前、その年の国際大会すべてで優勝していた和田は、五輪本番でも「金メダル確実」という評価を受けていた。だが、負けてはいけないという重圧は、自らの感覚をどこか狂わせたのだろう。準々決勝でまさかの判定負けを喫し、敗者復活戦から勝ち上がった3位決定戦でも敗れ、メダルを逃した。

Number505号(2000/09/07)

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