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<Qちゃんも実践!> 高橋尚子が教える痩せるための「朝ラン」&「山ラン」。
text by
君塚麗子Reiko Kimizuka
photograph byTakuya Sugiyama
posted2014/07/09 10:00
体重を減らすために日々努力しているランナーのために
「痩せやすい走り方」を伝授。キーワードは“朝”と“山”。
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好評発売中のNumber Do「太らない生活2014」より
高橋尚子さんが取り組むランニングの極意を公開いたします!
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「走って痩せたい」のなら“朝ラン”がとにかくおすすめです。体は運動することによりまず体内の糖エネルギーを使い、それがなくなると脂肪を燃やしてエネルギーにします。個人差もありますが糖エネルギーを使い切るまでには約20~30分かかるんです。でも、体内の糖質量が少ないところから走り始めれば、いつもよりも早く、例えば10~15分とかで使い切ることも可能なんです。朝は夕食を食べてからだいぶ時間が経っていて、寝ている間にカロリー消費もしているため体の中の糖の値がとても低い。だから朝ランは脂肪を燃やすまでの時間を効率よく短縮できるというメリットがあります。
私は現役中、朝起きてそのまま、水やスポーツ飲料だけを摂って走っていましたが、ダイエット目的で走る人がそれを真似するのはとても危険です。血糖不足や貧血で倒れてしまう恐れもありますからね。スポーツゼリーやバナナなどを軽めに摂ってから走ることをおすすめします。あとは水分補給も重要。「のどが渇いたな」と感じてからの補給では遅いです。走り終えて家に帰るまで一度も渇きを感じないのがベスト。これからの季節は陽射しも強くなりますから、特に気を付けたいポイントですね。