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斎藤佑樹は“荒木二世”なのか……。
プロ3年目に問われる復活の選択肢。 

text by

田口元義

田口元義Genki Taguchi

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photograph byNIKKAN SPORTS

posted2013/02/05 10:30

斎藤佑樹は“荒木二世”なのか……。プロ3年目に問われる復活の選択肢。<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

大谷らと一緒に2軍でキャンプスタートとなった斎藤。「手術はしない」という判断が、果たして吉と出るか?

早実で甲子園に出場して一躍アイドルとなった荒木大輔。

 早稲田実時代に甲子園を沸かせ、一躍アイドルになったことから、斎藤は「荒木二世」と呼ばれるようになった。

 その荒木大輔は、高校から鳴り物入りでヤクルトに入ったが、6年目の'88年に右ひじを故障するなど怪我に悩まされ、大きな結果を残せず引退した。

 奇しくも斎藤も、高校を卒業してから6年後の'12年オフに右肩を痛めてしまった。

 このまま、野球人生まで「荒木二世」で終わってしまうのか。それとも、斎藤佑樹というひとりの投手として復活できるのか?

 すべては、彼が言った「いい方向」。それを的確に見定められるところから始まる。

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