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<いつ飲む?何飲む?どう飲む?> サプリメントガイド~登山のトラブル解消編~
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![林田順子](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
林田順子Junko Hayashida
photograph byNanae Suzuki
posted2012/06/28 19:00
![<いつ飲む?何飲む?どう飲む?> サプリメントガイド~登山のトラブル解消編~<Number Web> photograph by Nanae Suzuki](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/8/0/700/img_800cf82e43428176611761b64d0eb649185190.jpg)
A. エネルギー不足! 早めの補給を心がけよう。
登山に欠かせない栄養成分といえば“エネルギー”。これは身体を動かす原動力で、車に例えればガソリンみたいなもの。だが、実はおにぎりなどの昼食やヨウカン、飴といった行動食でエネルギー補給は簡単にできる。
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注意したいのは補給のタイミング。「お腹が空いた」と思うのは血液中の血糖値が下がり、エネルギー不足になった合図。そこで我慢をすると筋肉に乳酸が溜まり、一気に疲れやすくなる。昼食や行動食は我慢せずに早めに摂取したい。
●解決策は3つ!
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2~3日前から炭水化物を増やす 登山数日前から炭水化物を多く摂取することで、体内のエネルギーを満タンにしておく。 |
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お昼は早めにとる 時間に縛られるのではなく、お腹が空いてきたなと思ったら昼食を摂るようにしよう。 |
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A. しっかりとアミノ酸を摂ること。
楽しい山登りだが、身体への負担は意外と大きいもの。そのダメージを最小限にとどめるために摂取したいのがアミノ酸。必須アミノ酸と呼ばれる、体内で作ることのできない9種類のアミノ酸を、下山後に飲むといい。泊まりで登山に出かけたときは、現地で寝る前などに補給しておくといいだろう。