2002年6月23日、『PRIDE.21』で繰り広げられたドン・フライと高山善廣の壮絶な殴り合い。現在もMMA史上に残る名勝負として記憶されている / photograph by Susumu Nagao 1996年、『UFC.8』のワンデイトーナメントで優勝したドン・フライ(写真をクリックすると、その他の貴重写真もご覧になれます) 2001年の『PRIDE.14』で“野獣”藤田和之と対戦した高山善廣 試合開始直前の激しい睨み合い 互いの首をホールドして殴り合う2人。高山の顔は腫れ上がり、フライのマウスピースも吹き飛んだ 試合は6分10秒でレフェリーストップとなった 高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス。新日本、全日本、ノアとメジャー3団体のシングル・タッグ王座を完全制覇し、「プロレス界の帝王」と称された 『PRIDE.34』でのジェームス・トンプソンとの視殺戦。ダメージをいとわない激しいファイトはフライの体を蝕んでいた 壮絶な殴り合いを繰り広げた相手に対し、フライは「タカヤマサン、アリガトウ」と感謝を述べた 2017年、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展 フライ戦後、数え切れないほどのパンチを被弾した高山の顔は原形を留めていなかった 2002年6月23日の『PRIDE.23』、高山善廣の入場シーン 試合前の高山善廣 2002年6月23日の『PRIDE.23』、ドン・フライの入場シーン 高山善廣とドン・フライの視殺戦 ゴングが鳴った直後から壮絶な殴り合いが始まった 互いに相手の頭をホールドし、パンチを連打 みるみる腫れ上がる高山の顔。フライのマウスピースも飛び出した フライの強烈なアッパー 四つに組んだ状態からフライに投げ技を仕掛ける高山 高山は投げでフライの体勢を崩し、膝蹴りでチャンスを作った グラウンドの展開にはならず、ふたたび殴り合う両者 フライのパンチで高山の左目は完全に塞がっていた コーナーにフライを押し込む高山 フライはなおもパンチを連打する 高山のスープレックスを押しつぶし、マウントをとったフライ 6分10秒でレフェリーが試合をストップ。フライがTKO勝ちを収めた 試合後、健闘を称え合う両者 フライはマイクで「タカヤマサン、アリガトウ」と感謝を述べた 高山のMMAデビュー戦となった2001年5月の『PRIDE.14』 2001年5月の『PRIDE.14』。藤田和之vs高山善廣の日本人プロレスラー対決 試合は2Rに藤田が肩固めで一本勝ち 2001年12月の『PRIDE.18』。高山は自身より身長が高いセーム・シュルトと対戦 2001年12月の『PRIDE.18』。セーム・シュルトvs高山善廣 高山はのちにK-1で頂点をきわめるセーム・シュルトの打撃でKO負けを喫した 『INOKI BOM-BA-YE 2002』、ボブ・サップ戦の入場シーン 『INOKI BOM-BA-YE 2002』、ボブ・サップ戦の入場シーン 『INOKI BOM-BA-YE 2002』、ボブ・サップvs高山善廣 ボブ・サップの怪力で押しつぶされる高山 当時格闘技界を席巻していたボブ・サップのパワーは規格外だった ボブ・サップに敗れ、悔しそうな表情の高山 ドン・フライがMMAデビューを飾った1996年2月の『UFC.8』のポスター プエルトリコで開催された『UFC.8』。当時は素手でのファイトが認められた過激なルールだった 『UFC.8』でトーナメント1回戦の相手を一蹴したフライ 『UFC.8』のトーナメント決勝。素手のゲーリー・グッドリッジと殴り合うフライ 1996年5月の『UFC.9』。フライはワンマッチでアマウリ・ビテッチに勝利 1996年7月の『UFC.10』にも出場したフライ フライは『UFC.10』でもトーナメント決勝まで勝ち進んだが、マーク・コールマンに敗れて準優勝となった UFCの大会『Ultimate Ultimate 1996』トーナメントに出場したドン・フライ 『Ultimate Ultimate 1996』。打撃の印象が強いフライの貴重なアキレス腱固め 『Ultimate Ultimate 1996』。トーナメント決勝ではタンク・アボットをチョークスリーパーで撃破した 2度目のトーナメント優勝を飾り、歓喜の笑顔を見せるドン・フライ プロレスのリングで小川直也と対戦する高山善廣 小川直也のチョップを受ける高山 小川直也との場外戦 メジャー3団体のベルトを巻き、「プロレス界の帝王」と称された 高山が率いたユニット「NO FEAR」は絶大な人気を博した 『INOKI BOM-BA-YE 2002』で対戦したボブ・サップと共闘 高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス 高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス 高山善廣のスタジオ写真 高山善廣のスタジオ写真 高山善廣のスタジオ写真 1997年12月、『UFC Japan』トーナメントで優勝した桜庭和志を祝福 2002年2月『PRIDE.19』、ドン・フライvsケン・シャムロック 『UFC.10』で敗れたマーク・コールマンと『PRIDE.26』で再戦したフライ 2003年の『PRIDE 男祭り』、ドン・フライvsゲーリー・グッドリッジ 2006年5月、フライは『HERO'S』に出場し曙と対戦 2007年4月の『PRIDE.34』でジェームス・トンプソンと対戦したフライ。あの高山戦を彷彿とさせるシーンもあった 星条旗がよく似合うドン・フライの入場シーン 高山の事故後、支援団体『TAKAYAMANIA』の旗振り役となった鈴木みのる ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 2019年8月26日に後楽園ホールで開催された支援大会『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』 ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 団体の垣根を越えて、多くのプロレスラーが高山の支援大会に参戦した ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』の会場に流れた高山からのメッセージ ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 超満員の観客が高山の決め台詞「ノー・フィアー!」を叫んだ ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』会場の後楽園ホールで募金を呼びかける鈴木みのる ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 高山のチャリティー写真展には海外メディアも取材に訪れた

高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス。新日本、全日本、ノアとメジャー3団体のシングル・タッグ王座を完全制覇し、「プロレス界の帝王」と称された

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2002年6月23日、『PRIDE.21』で繰り広げられたドン・フライと高山善廣の壮絶な殴り合い。現在もMMA史上に残る名勝負として記憶されている / photograph by Susumu Nagao 1996年、『UFC.8』のワンデイトーナメントで優勝したドン・フライ(写真をクリックすると、その他の貴重写真もご覧になれます) 2001年の『PRIDE.14』で“野獣”藤田和之と対戦した高山善廣 試合開始直前の激しい睨み合い 互いの首をホールドして殴り合う2人。高山の顔は腫れ上がり、フライのマウスピースも吹き飛んだ 試合は6分10秒でレフェリーストップとなった 高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス。新日本、全日本、ノアとメジャー3団体のシングル・タッグ王座を完全制覇し、「プロレス界の帝王」と称された 『PRIDE.34』でのジェームス・トンプソンとの視殺戦。ダメージをいとわない激しいファイトはフライの体を蝕んでいた 壮絶な殴り合いを繰り広げた相手に対し、フライは「タカヤマサン、アリガトウ」と感謝を述べた 2017年、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展 フライ戦後、数え切れないほどのパンチを被弾した高山の顔は原形を留めていなかった 2002年6月23日の『PRIDE.23』、高山善廣の入場シーン 試合前の高山善廣 2002年6月23日の『PRIDE.23』、ドン・フライの入場シーン 高山善廣とドン・フライの視殺戦 ゴングが鳴った直後から壮絶な殴り合いが始まった 互いに相手の頭をホールドし、パンチを連打 みるみる腫れ上がる高山の顔。フライのマウスピースも飛び出した フライの強烈なアッパー 四つに組んだ状態からフライに投げ技を仕掛ける高山 高山は投げでフライの体勢を崩し、膝蹴りでチャンスを作った グラウンドの展開にはならず、ふたたび殴り合う両者 フライのパンチで高山の左目は完全に塞がっていた コーナーにフライを押し込む高山 フライはなおもパンチを連打する 高山のスープレックスを押しつぶし、マウントをとったフライ 6分10秒でレフェリーが試合をストップ。フライがTKO勝ちを収めた 試合後、健闘を称え合う両者 フライはマイクで「タカヤマサン、アリガトウ」と感謝を述べた 高山のMMAデビュー戦となった2001年5月の『PRIDE.14』 2001年5月の『PRIDE.14』。藤田和之vs高山善廣の日本人プロレスラー対決 試合は2Rに藤田が肩固めで一本勝ち 2001年12月の『PRIDE.18』。高山は自身より身長が高いセーム・シュルトと対戦 2001年12月の『PRIDE.18』。セーム・シュルトvs高山善廣 高山はのちにK-1で頂点をきわめるセーム・シュルトの打撃でKO負けを喫した 『INOKI BOM-BA-YE 2002』、ボブ・サップ戦の入場シーン 『INOKI BOM-BA-YE 2002』、ボブ・サップ戦の入場シーン 『INOKI BOM-BA-YE 2002』、ボブ・サップvs高山善廣 ボブ・サップの怪力で押しつぶされる高山 当時格闘技界を席巻していたボブ・サップのパワーは規格外だった ボブ・サップに敗れ、悔しそうな表情の高山 ドン・フライがMMAデビューを飾った1996年2月の『UFC.8』のポスター プエルトリコで開催された『UFC.8』。当時は素手でのファイトが認められた過激なルールだった 『UFC.8』でトーナメント1回戦の相手を一蹴したフライ 『UFC.8』のトーナメント決勝。素手のゲーリー・グッドリッジと殴り合うフライ 1996年5月の『UFC.9』。フライはワンマッチでアマウリ・ビテッチに勝利 1996年7月の『UFC.10』にも出場したフライ フライは『UFC.10』でもトーナメント決勝まで勝ち進んだが、マーク・コールマンに敗れて準優勝となった UFCの大会『Ultimate Ultimate 1996』トーナメントに出場したドン・フライ 『Ultimate Ultimate 1996』。打撃の印象が強いフライの貴重なアキレス腱固め 『Ultimate Ultimate 1996』。トーナメント決勝ではタンク・アボットをチョークスリーパーで撃破した 2度目のトーナメント優勝を飾り、歓喜の笑顔を見せるドン・フライ プロレスのリングで小川直也と対戦する高山善廣 小川直也のチョップを受ける高山 小川直也との場外戦 メジャー3団体のベルトを巻き、「プロレス界の帝王」と称された 高山が率いたユニット「NO FEAR」は絶大な人気を博した 『INOKI BOM-BA-YE 2002』で対戦したボブ・サップと共闘 高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス 高山のエベレスト・ジャーマン・スープレックス 高山善廣のスタジオ写真 高山善廣のスタジオ写真 高山善廣のスタジオ写真 1997年12月、『UFC Japan』トーナメントで優勝した桜庭和志を祝福 2002年2月『PRIDE.19』、ドン・フライvsケン・シャムロック 『UFC.10』で敗れたマーク・コールマンと『PRIDE.26』で再戦したフライ 2003年の『PRIDE 男祭り』、ドン・フライvsゲーリー・グッドリッジ 2006年5月、フライは『HERO'S』に出場し曙と対戦 2007年4月の『PRIDE.34』でジェームス・トンプソンと対戦したフライ。あの高山戦を彷彿とさせるシーンもあった 星条旗がよく似合うドン・フライの入場シーン 高山の事故後、支援団体『TAKAYAMANIA』の旗振り役となった鈴木みのる ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 2019年8月26日に後楽園ホールで開催された支援大会『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』 ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 団体の垣根を越えて、多くのプロレスラーが高山の支援大会に参戦した ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』の会場に流れた高山からのメッセージ ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 超満員の観客が高山の決め台詞「ノー・フィアー!」を叫んだ ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 『TAKAYAMANIA EMPIRE 2』会場の後楽園ホールで募金を呼びかける鈴木みのる ©TAKAYAMANIA Susumu Nagao 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 2017年12月、筆者のスタジオで催された高山のチャリティー写真展の様子 高山のチャリティー写真展には海外メディアも取材に訪れた

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