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大谷翔平の“エ軍の親友たち”、今何してる? “あだ名をつけた後輩”が再びメジャーへ、フレッチャー昇格の可能性は「内外野ともに戦力揃っている」
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斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph byGetty Images
posted2023/06/19 17:05

大谷翔平からは「イカちゃん」と呼ばれるベラスケスはネトに替わって今月メジャー昇格
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エ軍は実は外野手が“飽和状態”
現在、エンゼルスは外野陣が飽和状態。主砲マイク・トラウト(31)を筆頭に、ハンター・レンフロー(31)も長打力があり、不振だったテーラー・ウォード(29)も徐々に復調している。さらに、16年のドラフト全体1位で昨年フィリーズから移籍したミッキー・モニアク(25)が攻守でブレイク中。
レンフローが夫人の出産立ち会いでチームを離脱した際に、強打のジョー・アデル(24)を昇格させたが、3日間で3Aに戻った。それだけ、現状のエンゼルスは外野手がそろっている状態だ。
大谷が“あだ名をつけた”仲良し選手が昇格!
内野手もマイナーからメジャー昇格はハードルが高い状況だったが、故障者が出始めたことで入れ替えが活発化してきた。攻守でチームの要だった新人ザック・ネト(22)が左脇腹痛でIL入り。昨年、遊撃手のレギュラーだったアンドリュー・ベラスケス(28)が昇格した。
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昨季終盤の9月に右膝の半月板を損傷。リハビリから復帰し、マイナーで実戦出場を重ねていた。傘下3Aでは23試合に出場し、打率2割3厘と打撃に課題はあるが、守備力は抜群。守備範囲が広く、ニックネームは「Squid(イカ)」。大谷から「イカちゃん」と呼ばれるナイスガイだ。