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大谷翔平の“エ軍の親友たち”、今何してる？ “あだ名をつけた後輩”が再びメジャーへ、フレッチャー昇格の可能性は「内外野ともに戦力揃っている」
posted2023/06/19 17:05
大谷翔平からは「イカちゃん」と呼ばれるベラスケスはネトに替わって今月メジャー昇格
text by
斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph by
Getty Images
投打に大活躍を続ける大谷翔平。エンゼルスでは多くの同僚選手との交流も話題になって来た。兄貴と慕うマイク・トラウトら、主力として活躍を続ける選手の一方で、現在はマイナー生活を送りながら、再起の時を待つ選手たちがいる。現地で取材を続ける斎藤庸裕氏がNumberWebでレポートする。
エンゼルスのマイナー組は今……。
5月20日、ブレット・フィリップス（29）が、メジャー40人枠から外された。今季、ホームラン後に恒例の祝福儀式として定着した兜をかぶせる役目を担い、大谷翔平との楽しげな交流も話題を集めた。かつて日本ハムで監督を務めたトレイ・ヒルマン氏（60）の娘婿で、親日家でもある同外野手。獲得に名乗りを上げる球団はなく、フリーエージェント（FA）となる選択肢もあったが、マイナーで出直す道を選んだ。
守備範囲の広さと俊足は折り紙付きだが、課題の打撃が克服できなかった。今季メジャーでは13打数1安打の打率7分7厘、8三振と結果を残せなかった。マイナー降格後も、6月13日の終了時点で41打数4安打の打率9分8厘と苦しんでいる。
