大谷の親友・フレッチャーに昇格の可能性は？

　大谷と歳が同じで、メジャーデビュー年も一緒のデビッド・フレッチャー（28）は今季、開幕から16打数2安打と打撃面で課題を残し、4月15日にマイナー降格。3Aでは38試合に出場し、打率3割6分5厘の好成績（6月16日の終了時点）を残している。

　ネビン監督は5月下旬、打撃好調のフレッチャーについて問われ「彼は、いい方向に進んでいる。ただ、現状の我々のロースターで、内野手は生産的だと感じている」と明かし、昇格は見送られていた。

大谷とは同い年で特に親交の深いフレッチャー。再びメジャーで活躍する姿を日本のファンも見たいはずだ　©Getty Images

マイナーの充実ぶりは“戦力底上げ”の証拠か

　頭痛と不眠症から復帰し、フィリップスと替わってメジャー昇格したジャレッド・ウォルシュ（29）が打撃不振で、入れ替わりがあるとすれば、この1枠か、故障者が出た場合となるだろう。いずれにしても、内外野ともに戦力がそろっているエンゼルス。主力が故障し、その穴を埋める選手がそろっていなかった例年から考えると、底上げが徐々に形になり始めている。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。