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Number×Wリーグオールスター2021-22バスケットボール教室開催! 日本を代表する選手と世界を目指す子どもたちが繋がった日
posted2022/05/19 11:00
text by
藤森三奈(Number編集部)Mina Fujimori
photograph by
Kiichi Matsumoto
このたび講師となったのは、三好南穂選手(トヨタ自動車アンテロープス)、宮崎早織選手(ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)の3人。小学校高学年~中学生を対象に「将来世界と戦うために必要なこと」を教えるにふさわしい、東京五輪の銀メダリストたちだ。
関東圏でバスケットボールスクールを展開する「エルトラック」が構築した90分のレッスンは、ドリブル編、シュート編、パス編に分かれ、それぞれ、小・中学生の時に意識すべき基本姿勢・基本動作から、今後さらに活躍するために必要な技術を3選手が見本を見せながら伝えるという、充実した内容。
まずは、東京五輪を経験し、世界と戦うためには何が大事だと思ったかをそれぞれが教えてくれた。
「海外の選手は当たりが強いから、フィジカルが大事」(赤穂選手)
「アジリティと速さが大事」(宮崎選手)
「メンタルがすごく大事」(三好選手)
それを受けて、エルトラックの水野慎士コーチが「理想のプレーを意識して、そのためにどんなトレーニングが必要なのか考えよう」と呼びかけて、レッスンが始まった。
ドリブル、シュート、パスのレッスン
ドリブル編では、ボールを強く突くことでボールが手に付いている時間が長くなり、奪われずに抜ける、という基礎から、フェイクの入れ方までを指導。「地道な練習を頑張って」(宮崎選手)「やり続けることが大事」(三好選手)との声掛けがあった。
シュート編では、狙ったところに真っ直ぐ打つことの重要性が教えられ、「怖がらずに打つ、そのために自信を持てるくらい練習した」(三好選手)「手も大事だけど、下半身も大事。しっかりスタンスを取るように」(赤穂選手)とのアドバイスも。
パス編では視聴者から「相手のどの辺りを見てディフェンスをしているか」との質問に、赤穂選手と三好選手は「体幹あたりの体全体」、宮崎選手は「目」と答えるなど、違いがあることも分かった。