最も思い出深い試合は？

質問者＝レオ・メッシ／元のチームキャプテン

　いろいろな試合が思い浮かぶけど、ひとつあげるとしたらCLのユベントス戦（2020年10月28日、トリノ。2対0でバルセロナの勝利）が心に残っている。初めてスタメン出場した試合で、CLという特別な世界を初めて経験した試合でもあった。そのうえバルサは素晴らしい出来で勝利を収めた。そうしたすべてを僕は味わい尽くすことができた。

　レオとのプレーは常に楽しめる。いつもこう言っているんだ。「彼は世界最高だ」と。一緒にプレーするときはずっと彼の位置を気にしている。彼なら素晴らしいことをするのは間違いないから、疑問の余地は何もない。

シャビにもイニエスタにも似ていると言われるが、どちらがよりタイプなのか？

質問者＝ジェラール・ピケ／バルサのチームメイト

　ふたりの良さをすべて受け継ぎたい（笑）。まずシャビに関しては、ボールを持ったときの動き方だ。彼から奪うのはほとんど不可能だ。そのうえ彼は常にいいポジションを取っているから、最高の形でボールを受けることができる。プレーを構築していくうえでもの凄く重要なことだ。彼は常に局面を打開するアイディアを持ち、それをひとりで実現している印象を与える。

　イニエスタが凄いのはワンツーの能力だ。チームメイトとダイレクトにパスを交換して状況を打開する。それもスペクタクルなやり方で。そうしたプレーからインスピレーションを得たときは、僕も同じことをやるようにしている。

「コパ・トロフィーの受賞はバロンドールへのスタートだ」というペドリ。その未来は明るい

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トップレベルを維持するためにおこなっているルーティーンは何か？

質問者＝ダニ・カレラス／ペドリの親友

　一日の始まりはいたってシンプルだ。朝起きると練習に行く。シャビが監督になってからは、練習後に栄養士のアドバイスに沿った食事をクラブで食べる。午後は疲れていたら休息をとる。そうでなければクラブのジムか家で筋トレをする。できる限り規則正しい生活を心がけている。最も重要なのはしっかり休養をとってしっかり食べることだ。

　ここ数カ月は試合が続いているけど気分は最高だ。サッカーというスポーツが大好きだし、プレーへの渇望も今はもうない。当然ながら疲労を感じることはあるけど、約束事を守りエキスパートの言うことに従っていれば何の問題もない。

　それから自分の試合はよく見直している。可能であれば最初から最後まで見て、気になるディテールを確かめる。足りないことは否が応でも目につく。もっと前でプレーしなければならないし、もっと得点するために相手ゴール前に入って行かねばならない。また衝撃に耐えられる力もさらにつけねばならない。そうしたすべてを良くしたい！

　僕はカナリア人だから、プールや海から遠ざかった生活にはストレスを感じる。幸いここにはプールがあって、今はちょっと寒いけど、うまく活用しているよ。

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