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ホッケー日本代表を支える“縁の下”。
損保ジャパン日本興亜がチームと歩んだ2年間。 

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別府響(文藝春秋)

別府響(文藝春秋)Hibiki Beppu

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posted2020/01/31 11:00

ホッケー日本代表を支える“縁の下”。損保ジャパン日本興亜がチームと歩んだ2年間。<Number Web> photograph by sompo japan

研修施設を合宿に使ってもらったことも。

 '18年の9月には冠スポンサーとして「SOMPO CUP 女子ホッケー4ヶ国いばらき国際大会」の開催にも携わった。

「実は今まで会社としてスポーツの支援ってほとんどやったことが無かったんです。大会に携わるのも初めてで、PRや大会の告知など、色んなことが手探りでした。結果的には強豪国のチームを招待することができ、代表チームの強化には良い大会になったのかなと思います」

 こういった活動を通しての競技の認知向上や、単純な協会への金銭的支援だけでなく、時にはチームそのものに寄り添うこともあったと渋谷は言う。

「昨年9月末には都内にある当社の研修施設を、合宿用に代表チームに使ってもらったこともありました。都内の合宿だと宿泊施設がなかなか難しくて、ちょうど泊まるところが無いタイミングがあったようで」

支援する側も一層応援したい気持ちに。

 30人近い選手・スタッフを抱えるチームだけに、こういった施設を使わせてもらえるのは、まさに渡りに舟だっただろう。

「食事はチームの栄養士さんと事前に打ち合わせをして、食事手配をする提携先に提供してもらいました。バランスの取れた食事を提供できたことは好評でした。あとは研修所なので、会議室があることも好評でしたね。ホテルとかだと好きな時にミーティングができない。でも研修所って会議室がずっとオープンなので、それも良かったようです」

 他競技よりもチームと近いその距離感は、支援する側の応援する空気もより強くしているようだ。

「社員の間で代表の話をすることも増えましたし、少しずつ内外に周知はできているのかなと。去年のW杯の際にはパブリックビューイングを本社の3階社員食堂でやりました。あとは社内のイベントに選手に来てもらうこともありました。来てもらえるとやっぱり盛り上がりますよ、日本代表の選手ですから。あとは社員の子どもたちが集まるイベントで、ホッケー教室をしてもらうこともありましたね」

【次ページ】 一気に世の中が認知してくれれば。

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