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パリにも出場するパラアスリートも登場。日々挑戦を続ける彼らとその情熱を支えるチームをテーマにした14名のクリエイターによる映像作品を公開!
posted2024/08/26 14:00
text by
福田剛Tsuyoshi Fukuda
photograph by
TOYOTA
勝利を求め、自分自身の限界に挑むパラアスリートが、画面の中を駆け抜ける。そして映し出される「Never Give Up」「Challenge」「Teamwork」「Respect」の文字。
トヨタ自動車(以下:トヨタ)が8月26日からスタートした映像プロジェクト「GTTA DIRECTORSCUT」では、世界中のクリエイターがパラアスリートの魅力を伝えるべく創り上げた映像作品が公開されている。
クリエイターが活躍できる場所を提供する「TOYOTA DIRECTORSCUT」
トヨタは昨年、創造的な挑戦を続けるあらゆるクリエイターが活躍できる場を提供するため、トヨタ×クリエイターの共創プロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT」を立ち上げた。クリエイターにはテーマに合わせた映像を創作の“素材”として提供。その素材をベースにクリエイターたちが自由に創作した映像は、プロジェクトサイト、トヨタ公式SNSなどを通じて全世界に発信される。
これまでに第一弾として、トヨタ「ヤリス」シリーズをテーマにヤリスシリーズの映像素材を使い、クリエイターたちが創造したさまざまな作品が公開された。
「GTTA DIRECTORSCUT」は、この「TOYOTA DIRECTORSCUT」の第二弾プロジェクトとなる。今回クリエイターに提供されたのは、トヨタがサポートする「グローバルチームトヨタアスリート(GTTA)」に選定されたパラアスリートたちの映像。日々鍛錬と挑戦を続けるパラアスリートとその情熱を支えるチームを撮影した映像をベースに個性豊かな14名のクリエイターが、それぞれの持ち味を活かした映像作品を創り上げた。
スポーツの力は、トヨタの価値観そのもの
どうしてトヨタがパラアスリートを応援するのか。その理由は、スポーツの持つ「力」を信じているからにほかならない。
トヨタには1937年の創業以来、長きにわたり、スポーツと共に歩んできた長い歴史がある。創業年に陸上部が創設されたのを皮切りに、翌年には柔道部、さらにその翌年にはサッカー部を創設。その後もラグビー部、男女バレーボール部、硬式野球部などが続いた。
そして現在は硬式野球部、女子ソフトボール部、女子バスケットボール部などの強化運動部、オリンピック・パラリンピックを目指す個人アスリート、アルバルク東京や名古屋グランパスといったプロチーム、モータースポーツを闘うドライバー、そして従業員アスリートに加え、各国で選出したトヨタの理念や価値観を共にするアスリート「GTTA」と、多種多様な競技に取り組む選手たちを応援する。