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Bリーグ新人王・三河の岡田侑大。
「僕の自己評価は低いっす(笑)」

posted2019/11/24 11:40

 
Bリーグ新人王・三河の岡田侑大。「僕の自己評価は低いっす(笑)」<Number Web> photograph by B.LEAGUE

拓殖大学を中退し、20歳でプロになった岡田。近い将来の日本代表を嘱望される逸材だ。

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石川歩

石川歩Ayumi Ishikawa

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B.LEAGUE

 昨シーズンのBリーグ新人王は、シーホース三河のSG岡田侑大が受賞した。岡田は、拓殖大学を2年で中退し、昨年11月16日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦でBリーグデビュー。20歳のルーキーながら40試合に出場、うち20試合で先発し、1試合平均10.3得点の成績を残した。

 新人王の受賞スピーチは約20秒の簡潔なものだったが、岡田にとっては「けっこう長く話したつもり」だ。

「コートで注目されるのはうれしいです。でもコート外で、人前で話すのはキツいんです。スピーチする場数は経験させてもらっているのに、一向に慣れないっす。ヒーローインタビューも、試合中は集中して気がつかないけれど、ベンチに戻って、『あれ、今日はヒーローインタビューくるかも。僕、話さなあかんやん』って気がついて、あーって思っています(笑)」

 三河のSGで、人前で話すのが苦手と言えば、2017-'18シーズンまで三河に在籍し、現在は宇都宮ブレックスに所属する比江島慎が浮かぶ。フィニッシュまでのスキルの高いドリブルや、観客を惹きつけるプレーなど岡田と比江島には共通点がある。そして岡田は、比江島を憧れの選手と公言している。

「今シーズンで超えたいと思っています」

 今季第9節、ホームに富山グラウジーズを迎えた三河は1戦目に勝利。次の日は71-72の接戦を落とし、レギュラーシーズンの4分の1を消化した時点で中地区5位だ。

 試合終了後、岡田に話を聞いた。

「比江島選手は憧れでした。いま同じBリーグの舞台に立っているので、過去形です。憧れから1つの目標に変わって、比江島選手を超えるつもりでやっています。僕が比江島選手を一番すごいと思うのは、勝負どころのシュート確率がずば抜けているところ。大事な試合や時間帯でシュートを決めきるって簡単ではないです」

 もう1人、「マッチアップに関して完敗した」と話したのが、アルバルク東京のSG田中大貴だ。

「大貴さんはピックの使い方がうまくて、オフェンスもディフェンスもできる。1on1が一番やりづらかったのは大貴さんです。

 僕は、比江島さんも大貴さんも、今シーズンで超えたいと思っています。高い目標だと分かっているけれど、2~3年後に超えられたらいいと思っていたら、どうやっても超えられないと思う」

【次ページ】 リーグ最強のオフェンス軍団のなかで。

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岡田侑大
シーホース三河

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