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<成長を求めて新天地へ>
瀬戸貴幸「トルコで結果を出し、代表で戦いたい」
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朴鐘泰Park Jong Tae
posted2015/10/05 06:00

――移籍から1カ月あまり。トルコサッカーの印象は?
「ルーマニア以上に縦への意識が強くて、展開もスピーディー。フィジカルコンタクトも激しいですね」
――オスマンリスポルはどんなチーム?
「2部からの昇格組で、半分くらいが新加入選手。多国籍軍といった感じですね。通訳が3人もいて、トルコ語をポルトガル語、フランス語、英語に訳すんです。ポルトガル語と英語はある程度話せるので、コミュニケーションは問題なくできてます。みんなフレンドリーで雰囲気もいいですよ」
――開幕3試合で1勝2分。その1勝は、アウェーで王者ガラタサライを2-1で破った。
「勝てたのは数少ないチャンスを決めたのが大きかった。ベンチから観た印象だと(79分から出場)、ガラタサライはまだ本調子ではないように見えました。その中でも、ポドルスキ、スナイデルのプレーはさすがでしたね」
――その他にも今夏、ファンペルシ、ナニ、エトーとビッグネームがトルコへ移籍。実際に住んでみて、景気がいいと感じる?
「やっぱり感じますね。街並みもきれいだし、サッカーに集中できる環境が整っているのはありがたいです。タクシーの運転手がやたらとチップを要求してくることもない(笑)。あと、試合後すぐに勝利給をキャッシュでもらえるのにはビックリしました。給料の遅配がないのも安心です(笑)」
――ルーマニアのアストラで8年も過ごした。昨季はEL本戦に出場して、今季もEL予備予選の最中、突然の移籍。しかもアストラはリーグ戦首位と最高のスタートを切っていた。決断の決め手は?
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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