スポーツ仕事人BACK NUMBER

臼井二美男(義肢装具士)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~ 

text by

芦部聡

芦部聡Satoshi Ashibe

PROFILE

photograph byphotographs by Satoshi Ashibe

posted2015/09/02 08:00

臼井二美男(義肢装具士)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~<Number Web> photograph by photographs by Satoshi Ashibe

臼井二美男さん。

 体の一部を失っても新たな一歩は踏み出せる。義肢製作の第一人者が語る、障害者スポーツの現実とは?

 テクノロジーはスポーツの可能性を大きく拡げている。モータースポーツはその顕著な例だが、身体ひとつで勝負する陸上競技にしたってシューズやウェアの進化が記録向上に寄与しているのは明白だろう。

 障害者スポーツも道具の進化が競技の発展に大きく関わっている。ロンドン五輪で両足切断の“ブレードランナー”オスカー・ピストリウスが陸上男子400mの準決勝に進出して話題を集めたが、カーボン素材の義肢がなかった時代には、障害者と健常者が同じトラックで競い合うなんて想像できなかった。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1424文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

他競技の前後の記事

ページトップ