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磐田の最前線に外国人は不要。小川航基の開花宣言を待つ。~決定力が強み、と言い切る20歳を信じよう~
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北條聡Satoshi Hojo
photograph byGetty Images
posted2018/03/07 08:00
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183cmの体を使いこなし、多彩な形でゴールを奪う。昨年はルヴァン杯の最年少ハットトリック記録を更新した。
自分の強みは決定力――。いくら点を決めるのが仕事とは言え、ここまでストレートに言えてしまう選手も少ないだろう。それが20歳の若者なら、なおさらだ。
小川航基(ジュビロ磐田)である。
プロの門をくぐって3年目。2年後の東京オリンピックでメダルを狙う「五輪世代」の逸材だ。そんな期待のスピアヘッドが、いよいよブレイクの兆しをみせている。
2月に消化したJクラブとの練習試合では3戦4発。ノーゴールに終わった試合が一つもない。しかも、1試合の出場時間は最長でも40分に満たなかった。なるほど本人が胸を張るとおりの決定力である。
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