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マンCで続く若手の流出は、
真のビッグクラブになった証。
~出場機会がなければ、有望株は逃げる~
posted2019/01/23 06:00

レアル・マドリーのペレス会長と並び、入団会見をするディアス。16歳でマラガからマンCのアカデミーに移籍。
text by

豊福晋Shin Toyofuku
photograph by
Getty Images
グアルディオラの顔に浮かんでいたのは諦めの表情だった。
「ディアスには残ってほしいが最終的には彼が決めること。サンチョやフィル・フォデンのように大事に育ててきたが、若手の流出は起こりうる。かつてセスクがバルサを出てアーセナルに行ったように」
マンチェスター・シティはいま新たな悩みを抱えている。有望な若手タレントの流出だ。
1月、アカデミーの有望株でグアルディオラも期待をかけていたブラヒム・ディアスがレアル・マドリーに移籍した。ディアスは「僕には3つの選択肢があった。マドリー、マドリー、そしてマドリーだ」と喜びを語っている。シティにとっては、昨季ドルトムントに手放したジェイドン・サンチョに続く期待の若手の放出となった。
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